計測:黒部ダム

黒部ダムの計測について

黒部ダムの計測というのは今でも昔に引き続いて行われていると言うことをご存知でしたでしょうか?黒部ダムには年間100万人もの観光客が訪れることで有名なダムなので、なんとなく計測とかそういう仕事的なものはしていないのではないかというような感じを受けるかもしれませんが、現在でも黒部ダムの計測は行われているそうです。

黒部ダムがある立山黒部アルペンルートでは、夏季期間は観光客のおかげで賑わっていますが、冬季期間では積雪が3メートルもあったり、気温も氷点下15度まで下がったりと極寒地帯に変わってしまうということです。

黒部ダム内にある管理所には常時5人ほどの職員が勤務しているようで、主な仕事としてはダムの導水設備における管理や点検が行われているようです。

ダムの管理のために作られた監査廊は長さ8.8キロメートルもあり、多くの計器類が設置されているそうです。その多さは世界でも例が無いほどの数だということだそうで、ダムの安全性を確認するため、ダムの設計に関する技術を向上させるためという二つの目的を持って設置されているそうです。

現在でも、ダムの弾性変形が生じていることや、この変形によって起こりうることを解析することなどを行っており、常にダムの安全性を確認していると言うことです。

今後もさまざまな観点から、さまざまなことを探求していき、より安全性を高めていきながら計測を続けていくと言うことが分かっています。