観光:黒部ダム

黒部ダムを観光する1

黒部ダムは今では有名な観光地となっています。そこでここでは黒部ダムの観光地をご紹介してみたいと思います。
黒部ダム以外の観光名所をご紹介しますので参考にしてみてください。

【扇沢駅】
黒部ダムの観光として最初に訪れるのが扇沢駅です。この駅は標高1433メートルという高地にあって、後立山連峰の大自然のなかにあります。ここの駅まではマイカーで行くことができ、大駐車場が完備されているために大変便利です。駐車場には無料分450台、有料分300台、臨時分700台とかなり大きな駐車場となっています。また駅前に扇沢総合案内センターというのがあるので、何か不明なこと、聞きたいことがあるときにはここで案内してもらうといいと思います。

アルペンルートにおける、トロリーバスや他の乗り物のチケットもこの駅で購入することができます。また駅の2階には売店やレストランがあるので、お土産を買ってもいいかもしれませんね。

【関電トンネルトロリーバス】
トロリーバスとは全国各地にあるような感じを受けますが、実は関電トンネルと立山トンネルの間でしか運行されていないものだと知っていましたか?このトロリーバスは鉄道の一種として扱われています。しかし、ガソリンで動いているものではなく電気で動いているものです。
このトロリーバスは黒部ダムの扇沢駅から富山の黒部ダムまでの6.1kmをつないでいるもので、約16分間におよぶ旅ができます。

まず黒部ダムの観光をしようとして訪れるのが、この二つからなので、まだまだたくさん観光地はありますが是非訪れてみてはいかがでしょうか。

黒部ダムを観光する2

【黒部ダム駅】
トロリーバスの駅である黒部ダム駅は地下にあります。ここへはトロリーバスで扇沢駅から16分ほどで到着します。ここから黒部ダムへ行く経路は二つあります。ひとつは乗降口のところに黒部ダム展望台に続いている地中階段があります。その階段は220段あります。もうひとつは駅にある待合室の前の階段を下りていき、連絡通路を通るとダム堰堤にたどり着くことができるという二つの経路です。どちらでもお好きなほうで行ってください。

【ダム展望台】
黒部ダム駅から続いている220段、約10分におよぶ地中階段を上りきるとダム展望台があります。そこでは、黒部ダムを眼下に見下ろすことができる最高のポイントになっています。そこからは黒部ダムのほかに、立山連峰、北アルプスという大パノラマを楽しむことができます。

ここの見学は自由とされていて、湧き水もありますので是非堪能してみてください。

【野外階段】
ダムの展望台から進展膨大、ダムレストハウスへと繋がっている野外階段となっています。移動するだけで景色が変わるので、一歩一歩楽しむことができるのです。この階段は、景色を楽しむことができる意外なポイントとなっています。

しかし、野外ですので天候などによって利用できない場合もありますので事前に確認してから利用するようにしてみてください。

黒部ダムを観光する3

【新展望広場】
この観光名所は比較的新しい名所で2003年6月にオープンしたばかりです。黒部ダムの迫力ある放水を見るためにはこの展望広場が間近に見られるとして人気の場所になっています。観光名所としての放水によって現れる虹を見ながら迫力ある放水と音を楽しんでみてはいかがでしょうか。ここに行くにはトロリーバスの黒部ダム駅より、展望台から行くと徒歩で約20分、連絡通路から行くと徒歩で行って約15分で到着します。

【ダムレストハウス】
このレストハウスでは食事やショッピングを楽しむことができる場所です。またダムにあるレストハウスのためにそこの窓からは黒部ダムの圧巻とした眺望を楽しむことができます。またここのレストハウスで有名なのが山イチゴのソフトクリームですので是非堪能してみてください。

また湧き水もあります。この湧き水は後立山連峰の地中の奥深くから染み出している天然水です。この湧き水は真夏であってもかなり冷たく、美味しくいただくことができます。この湧き水を味わうにはここのダム展望台のほかに、地中階段でも味わうことができます。

このダムレストハウスの営業期間は4/10〜11/30までとなっていますので、行くときにはその期間かどうか是非確かめてからいくことをおすすめします。0261-22-3402に電話すると確認できますので、こちらにお問い合わせしてみてください。

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【くろよん記念室】
黒部ダムの観光地として「くろよん記念室」という場所があります。この記念室があるのはダムレストハウス内の3階です。ここには黒部ダムを縮尺した模型や、断面の立体図のほかに破砕帯の岩等が展示されています。またこの黒部ダムを建設しているときの記録として製作された映画「くろよん物語」が上映されているそうで、当時の大変さが分かる記念室になっています。

この記念室は無料で入場することができます。営業期間は4月〜11月まで、営業時間は朝の7時半〜17時までとなっています。ただし冬の期間は営業時間が短くなりますのであらかじめ問い合わせるか、調べてから行くようにしたほうがいいと思います。

【慰霊碑】
戦後電力不足の解消のために建設された黒部ダム、このダムの施行はとても大変なものだったようで特に急かされた工事が大町トンネルという現在の関電トンネルの開通だったといいます。
しかし、大破砕帯に遭遇をして一時は工事そのものが絶望視された中、7ヶ月もの期間を費やし、突破することに成功したそうです当時は世紀の大工事と言われたそうです。この時に犠牲となったのが171名もの人たちで、この方たちのための慰霊碑が建設されています。
このときの様子が映画「黒部の太陽」によって描かれているようです。
この場所も誰もが訪れることができる場所となっていますので、どうかご冥福をお祈りしてみてください。

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【ダム堰堤】
黒部ダムは世界の中においても屈指の規模を誇っているダムで、高さ186メートル、堤長492メートルにも及ぶダムになっています。またその形はアーチ式ドーム越流型になっていてそのアーチはとても美しい形を描いているそうです。
またその貯水量は2億立方メートルにも及んでいて、膨大な量の水を蓄えることができます。また今では名物となっている観光放水の様子は圧巻で、毎秒10立方メートル以上もの放水シーンをみることができます。しかしこの様子は6月26日から10月15日までと期間限定のために、きちんと調べてから行くことをお勧めします。

また黒部ダムがある場所は立山連峰や北アルプスの大自然の中にありますので、その自然と美しい空気に心身ともにゆったりできてリフレッシュすることができると思います。

【湖畔遊歩道】
黒部の土地にはカンパ谷のつり橋あたりから黒部湖畔沿いに湖畔遊歩道があります。ここは高低差もないし、キレイに整備されていますのでお子様連れの方でも安心して歩くことができると思います。
約1時間ものコースには森林浴を楽しむことができますし、大自然の美しさを目で、または体で感じることができる場所になっていますので是非ゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか。

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【遊覧船ガルベ】 黒部の大自然、北アルプスを眼前に楽しみながら自然の雄大さを満喫することができるのが黒部湖畔遊覧船の「ガルベ」です。この遊覧船は黒部湖を30分かけて一周するもので、日本にある遊覧船の中では一番標高が高いところに位置している遊覧船でもあるようです。 遊覧船につけられた「ガルベ」という名前ですが、これはアイヌ語を基にしてつけられたもので、「黒部」の語源となっているものだと言われています。この名前がつけられたのは平成12年の新造船がきたときに黒部湖の安全航行祈願として命名されたようです。 遊覧船に乗って進んでいくと、立山連峰が屏風のように連なっていて圧巻なのと、スバリ岳や針ノ木岳、赤牛岳などが次々と現れてきて、私たちが黒部峡谷のど真ん中にいるのだということを実感できるような感覚に襲われます。 この遊覧船での体験は是非お勧めですので乗ってみてください。 ガルベの全長は16メートル、定員は80名ほどになっています。料金は大人930円、子供470円になります。水位の状況によっては運行できない場合もあるようなので、事前にお問い合わせしておいたほうがいいかと思います。 このように、黒部ダムだけではなくその他の観光でも十分に楽しむことができるのが黒部です。

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